破滅のモザイク


響き合う鐘終わり告げる
砕け散ったグラス
まるでモザイク
僕らが描いた未来さえも
すべてが夢のよに壊れてく

燃えるよに痛む
赤く光る左眼が
激しさ増す鼓動に
心を締め付ける

幼い誓いは無垢ゆえに
きらめいて
固めたはずの決意を
揺さぶるけれど
君の笑顔にはもう
輝きはないのだと
向かい合った時に
ようやく悟った
…さあ始めよう


銀色の銃を忍ばせたまま
歩み寄った君に
笑顔貼り付け
僕らが描いた未来はもう
ないのに夢ならば覚めてくれ

燃えるよに熱く
悲鳴上げる両目が
激しさ増す炎に
その色変えてゆく

刹那の痛みは君が為
その胸に
咲かせる真っ赤な薔薇を
贈ろう君へ
崩れ落ちる膝
駆け寄り抱きしめたら
懐かしい笑顔で
君は僕を見た
…すぐそばに行くよ

幼い誓いは無垢ゆえに
きらめいて
固めたはずの決意を
揺さぶるけれど
君のまなざしはもう
僕を映さないのだと
瞼伏せた時に
ようやく悟った
…僕もすぐ逝こう


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