愛のtightrope


熱い肌を滑る
あなたの武骨な指
昼間とは違う顔で
愛をささやく唇

夜の合間に
抑えてた想いを解き放つ
もっと強く
その腕に力をこめて

私を抱き寄せて
濡れたあなたの声が
私の名前を呼ぶその時
もう一人の私が目覚める
啼き声をあげながら
うまく呼吸ができずに
喘ぐけれど
あなたの腕の中なら
たとえ死んでも構わないわ
二人繋がったまま渡る
夜のtightrope

空が色を薄め
ぬくもり離れてゆく
昨夜とは違う顔で
「またね」ささやく唇

夜が来るまで
待てないと言えたらどれほどに
もっと深く
そのキスに想いをこめて

私を抱きしめて
惑うあなたの声で
二人の距離を知るその時
もう一人の私は眼を閉じ
闇に身をひるがえす
いつか再びあなたに
出逢えるまで
二人の秘蜜混ぜたら
夢の中でも構わないわ
心繋がったまま分つ
愛のtightrope


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