ずっとあなたに


風に飛んだ麦藁帽子
拾ってくれたあの時から
私はあなたを恋していた

ひとつ年上だけど
すごく大人びて見えた
名前言うのが恥ずかしくて
「お兄ちゃん」って呼んだら
優しく手を握ってくれたっけ

いつかあなたのお嫁さんに
なりたいと思ってた
だって本当のきょうだいじゃ
ないってもう知ってたもの

風になびく私の髪を
「綺麗だ」なんて言うからそう
伸ばしているのよあの頃から…

涙にじむあの日の別れ
泣かないようにしていたのに
あなたが私に見せた雫

だめよあなたが泣いちゃ
だって私までナミダ…
指を結んで約束した
「いつかまた」って言葉は
絶対忘れないよだからねえ

今もあなたのお嫁さんに
なりたいと思ってる
だって本当のきょうだいじゃ
ないってもう知ってるもの

風に飛んだ麦藁帽子
拾ってくれたあの時から
私はあなたを恋していた

風に飛んだ麦藁帽子
拾ってくれたあの時から
私はあなたを恋していた


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