時の川辺に


流れにそっと浮かべた舟は
木の葉に記す儚きことのは
永遠など信じぬけれど
密かに想い抱き続けたい

夢見る時やがては消える
たゆたう日々流れの中へ

嗚呼そっとつないだ心
温もりだけは失くせぬ思い出
約束など口にしないで
破れることは分かっているから

涙がつと溢れて落ちて
川面が揺れすべてを奪う

いつか知る経る時
今がそう何より
輝いていたのかを
その時に私を思い出して

川辺にじっと佇む夢を
あれから何度みたことだろうか
永遠など望まぬけれど
密かに想い抱いているよ

嗚呼そっと重ねた指を
温もりだけが消えない思い出
約束など口に出来ない
守れるほどに純粋ではない

あなたが目を静かに伏せる
瞬く音聞こえるようで

いつかきっとあなたに
会えるだろうその時
嗚呼 ずっとあなたに
言えず居た言葉を
嗚呼 そっと伝える
「今度はきっと離さない」よと

もっと近くに
あなたを感じていたいんだ
ずっとせつなさ
あなたでいっぱいにしたい


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