追跡者のラプソディ 出会った瞬間に 雷に打たれた こんなに誰かに惹かれたのは 初めて あなたにとって 私は友達の友達 だけど 私には運命の人よ いけないことだとは 解ってても 走り出したら止まらない あなたの姿追ってどこまでもどこへでも 私の想い 気付いてください 視界に影を残す いつだってどこでだって 熱い視線を受け止めてよ お願い 自分が自分じゃない そんな気さえするわ 何が正しいか判らなくなる 怖いの 偶然手に入れたわ あなたの部屋の鍵 案外ずぼらなのね 片付けておいたわ いけないことだとは 解ってます だけど想いは止まらない あなたが捨てるつもり らしき昔の彼女の写真は 綺麗にアルバムに 貼り直したわ 最後のページには そう私の笑顔の写真 願いを込めて 少し夢を見させて あなたが 笑いながら話すのを聞いたわ 『便利な女がいるもんだな』と 酷いわ… 確かにあなたの為 色々してるけど 見返り求めてなどいない つもりだった いけないことだとは 解ってたの ただあなたのこと 知りたかった あなたが笑いながら 話すのを聞いていたら むなしくなって 何かが壊れた こんなはずじゃなかった 崩れてゆく身勝手な 未来図あなたとの 鍵は返して去るわ…… |