愛のまよいご (寄り添って生きられたら もう何も要らない そんな夢叶うはずもないことは わかっているのに) そばにいて抱き締めてくれたら 死んでもいい こんな恋 重すぎて もう溺れてゆくだけ (ただ愛すること) それさえも何故 (許されないのか) 教えてください哀れな二人に 帰る道など(とうに) ありはしないのに(しないのに) 微かな望みでさえも 今は既に消え失せた これから(僕らは) 彷徨いどこへ向かうの 共に生きて行けぬなら いっそ殺してください 貴方の(今すぐ)その手で 全て終わらせて (なぞる肌 揺れる瞳 その奥の深淵 囚われて 絡めた指も 解けず唇重ねる) まわす腕 融かされてく寂しさ 「貴方だけ」 呟くの 耳元で 「もう一つになりましょう」 (邪魔などさせない) 私を抱いて (許されないなら) 許さなくていい 二人の世界は物語など(けして) なりはしないのに(しないのに) 微かな光でさえも 今は既に消し去った これから(僕らは) 彷徨い闇を旅する 共に見れぬ夢ならば いっそ殺してください 二人の(永遠)永遠 幕を下ろさせて 微かな望みでさえも 今は既に消え失せた これから(僕らは) 彷徨いどこへ向かうの 共に生きて行けぬなら いっそ殺してください 貴方の(今すぐ)その手で 全て終わらせて |