悲しみに祈りを

君を振り返れば
決意を固めた朝日も
夕映えに変わるよ
綺麗だね
哀しいくらいに

すれ違う光の射し込む窓で
それぞれの夜明けに気付くところへ
僕は行かなければならないんだ
忍び寄る季節が別れを告げに来る
君に背を向けて抵抗してみても

祈る声が聞こえる
いつもの場所から
今まで過ごしてきた時の中から
叫ぶような歓声よりも
穏やかに染み入る

緩い坂駆け上りまだ息は白く
見下ろす町景色覚えていたい
僕は行かなければならないんだ
忍び寄る淋しさ乗り越え
夢のありか
君が背に声をかけてくれたなら

君の声が聞こえる
出会った場所から
僕らが創り上げた日々の中から
叫ぶような歓声よりも
僕の耳に届くよ

さようならとつぶやくように…

 

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