SEASON 君をエアポートまで遅れないように
乗せていくことが僕の最後の役目
守れない約束はしないよ
「帰ってくるまで待てる?」なんて
今度会う時は太陽の一番まぶしい頃
そういう君の行く先は常夏の南国さ
「待てなくてもずっと一人きりでいる」
潤んだ目の君に僕は言う…だから君も
季節の変わらない島で僕を忘れないで
繋がる車の列に焦る君と僕
あと一時間で君の旅が始まる
このままで引き止めていいなら
時間も君も抱き締めていたい
ため息の君は旅をあきらめかけているの?
僕まで切なくさせないで
ここで君を降ろしたら間に合うんだろう
ずっと歩いて行けよ
ドアを開けて行けよ
どこかで引き返すから
季節の変わらない島で僕を忘れないで
心の変わらない君で 君でいて欲しい
|